2024年10月16日
ボトムワインドで常磐の大型ヒラメにチャレンジ!
ボトムワインダー山口 聡さんからボトムワインドレポートが届きました!!
いつもありがとうございます!
『ボトムワインドinアクション2024 福島小名浜 噂のエリアにワインドで挑戦篇』
・日 時:2024年10月07日(月曜日)
・場 所:福島県いわき市小名浜の釣り船から
・釣行時間:出)04:30 納)12:00
・潮 汐:中潮 満)06:49 干)11:36
・天 候:晴れ(南強風)
・アイテム:マナティー105 マナティーピンテールドラゴンハント148 マナティードラゴンハント123
・釣 果:ヒラメ
私 MAX 69cm 4kg 57cm 54cm 他1 で 4キャッチ
釣友F MAX 58cm 他1 で 2キャッチ
釣友H MAX 62cm
■ 噂のエリア ■
ここ数年ヒラメ船釣りで熱いエリア、それは福島県沿岸。
太平洋に面した長大な沿岸は勿来、小名浜、四倉、松川浦~相馬に至るまで好漁場が多く、このエリアで育まれたヒラメは「常磐もの」と呼ばれて築地でも一目置かれるブランド魚だ。
その中から今回はオフショアルアーにも精通する小名浜港の「新和丸」からの挑戦。

普段ヒラメはスロージギングで狙っており、今回のワインドでの挑戦に興味津々。
いつもありがとうございます!
『ボトムワインドinアクション2024 福島小名浜 噂のエリアにワインドで挑戦篇』
・日 時:2024年10月07日(月曜日)
・場 所:福島県いわき市小名浜の釣り船から
・釣行時間:出)04:30 納)12:00
・潮 汐:中潮 満)06:49 干)11:36
・天 候:晴れ(南強風)
・アイテム:マナティー105 マナティーピンテールドラゴンハント148 マナティードラゴンハント123
・釣 果:ヒラメ
私 MAX 69cm 4kg 57cm 54cm 他1 で 4キャッチ
釣友F MAX 58cm 他1 で 2キャッチ
釣友H MAX 62cm
■ 噂のエリア ■
ここ数年ヒラメ船釣りで熱いエリア、それは福島県沿岸。
太平洋に面した長大な沿岸は勿来、小名浜、四倉、松川浦~相馬に至るまで好漁場が多く、このエリアで育まれたヒラメは「常磐もの」と呼ばれて築地でも一目置かれるブランド魚だ。
その中から今回はオフショアルアーにも精通する小名浜港の「新和丸」からの挑戦。

普段ヒラメはスロージギングで狙っており、今回のワインドでの挑戦に興味津々。
■ 夜明けとともに!■
まだ夜が明けきらない港で新倉CAPと落ち合うと、「昨日は風とウネリで・・お客さんも船酔いで引き返したんだよ」と不安そう。


朝はまだ風は若干残っている状況だが 『一瞬だけ凪になる』予報を信じて・・いざ、出船だ!
■ 一瞬の凪 ■
沖に出るとウネリ自体はおさまっている状況だったが「昼に向かって風が強くなる」という予報に、同行のメンバーで「早期決着」を申し合わせる。

程なくCAPから『いいよ、40m』と声がかかる。
この日は中潮、2ozのZZヘッド+ピンテールドラゴンハント148で問題なく底取り可能。
皆、力強くワインドを開始した。
■ いきなり良型 ■
広大な砂地に点在する岩礁、いわゆる「ツブ根」絡みを流していく。
すると、先制は釣友Hのマナティードラゴンハント123(ピンクルミノーバヘッド)、「おぉぉぉ」と思わず声が出る力比べを挑んでくるのは良型の証、期待できるファイト。
慎重なやりとりでネットインしたのは62㎝のナイスサイズ、幸先良し!


ワインドする手にも力が入る。着底から力強く4回ワインドし、リーリングを停止する。ヒラメにはこれがアタックの”間”になる。
すると、次のワインドに移行する手を止める「ドスンッ」という激しい衝撃。
反射的にアワセが決まり、重みをロッド全体で受け止める。ファイト開始だ!
■ ワインドの効果発揮! ■
マナティーピンテールドラゴンハント148(ケイムラピンクファントム)をガッチリ銜えて上がって来たのは57cmの肉厚だ。


自らもスロージギングで試していたCAPも「ジグよりもスローに誘えるのがいいみたいね」とワインドの効果を認めてくれた。
さぁ、こうなれば65cmオーバーのドア・マットサイズの登場を待つばかりだ!
■ 出現!ドア・マット ■
次の流しで2ozZZヘッドにマナティー105・Atuyテストカラー(緑金)に換装して挑む。
着底後最初のワインドアクションでガツガツッとバイト、フッキングを決めると・・・
「重い!」まるで根掛かりのような感覚、この力比べを制すれば、次は力強い疾走が待っている。
”引っ剥がす”と表現する、この最初の攻防こそヒラメの醍醐味「ドア・マットサイズ確定」の快感なのだ!!
静止から突っ込みを繰り返す素晴らしいファイトに新倉CAPも「おっ!これはデカそうだね」と確信の笑み。
渾身のタモ入れで取り込んだのは、思わず「分厚い!」と声が出た69cm、4kgのドア・マット!



やったぜ!と皆、盛り上がる。
■ やはり吹いてきた! ■
小型のみで沈黙していた釣友Fも「来たよっ」とファイト開始!
ピンテールドラゴンハント148(パールホワイトレッドヘッド)でのキャッチに「乗り遅れたかと思った~」と安堵の笑顔。


そして私に再びのストライク、54cmとのファイトを楽しんだ。「楽しいね!」

しかし幸せな時間は長く続かない・・・突然ウネリが大きくなって来た、
美空ひばりさんの歌「みだれ髪」に謳われる有名な塩屋崎の灯台が直ぐ近くに見える。
ここは太平洋屈指の岬、難所でもある。「荒れないうちに戻りますか」と舳先を小名浜港に向けた。
■ エクストラ・ラウンド!■
「昨日は海が悪くて、皆ダウン気味で撤収してさぁ。近くのエリアでタチウオ釣って帰ったよ」と新倉CAP。
「なんですと?」聞き直すと、なんと帰りの道中に”その”ポイントがあるらしい!
去年宮崎・油津の釣行時の苦い記憶・・・
偶然にもキビレタチウオとの初遭遇を果たしたものの・・・そんな千載一遇のチャンスに、タチウオ装備が無く苦戦してしまった。
その経験から「ワイヤーリーダーとフックシステム」は必ず装備しておくという我々には・・・
まさに「時は来た」という感じ。
短い時間だったが、水深20mでワインド、MAX120cmを含む6キャッチ。廻りの船からも注目される電光石火の作戦は成功!


「あがりますか!」と皆笑顔で納竿した。
■ まとめ ■
噂に聞いた福島エリアのヒラメ。短い時間ながら4kg超えのドア・マットサイズを含む4キャッチに成功した。
反応が集中する「ワインド無双」の時間もあり、スロージギングとの差を試した新倉CAPも「効果あるね!でも潮が速いときにはどうなんだろう?」と興味津々!
今回、少しディープな水深40mでも2ozで難なくワインドを成立させてくれた。
初のフィールド、初のCAPとの出会いは刺激的、今回も貴重な経験値を獲得出来た。

なにより同じタックル、そしてワインドでヒラメとタチウオを同時に狙える素晴らしさ!
皆さんも是非、未知のフィールドにワインドで挑んで頂きたい!苦労を上回る素晴らしい経験を得られるぞ!
さて次は何処に行こうか。何を釣ろうか。


使用タックル
■ロッド
Megabass DESTROYER DIRECTZ F3-710XSD(MOD)
Daiwa EMERALDAS EX Interline 73M-HD
■リール
Daiwa CERTATE CUSTOM 5000-XH SLPW
Daiwa AIRITY LT4000-XH
■ライン
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー8 1号
■リーダー
ヤマトヨテグス ショックリーダー(フロロ)40lb
■ジグヘッド
ZZヘッド 1,2oz(プロト)/1.5oz/2oz
■ワーム
マナティー105 Atuyテストカラー(緑金)
マナティードラゴンハント123 #ピンクルミノーバヘッド
マナティーピンテールドラゴンハント148 #ケイムラピンクファントム
■メジャー
KS Craft アルミメジャーボード「蛇腹モデル」
まだ夜が明けきらない港で新倉CAPと落ち合うと、「昨日は風とウネリで・・お客さんも船酔いで引き返したんだよ」と不安そう。


朝はまだ風は若干残っている状況だが 『一瞬だけ凪になる』予報を信じて・・いざ、出船だ!
■ 一瞬の凪 ■
沖に出るとウネリ自体はおさまっている状況だったが「昼に向かって風が強くなる」という予報に、同行のメンバーで「早期決着」を申し合わせる。

程なくCAPから『いいよ、40m』と声がかかる。
この日は中潮、2ozのZZヘッド+ピンテールドラゴンハント148で問題なく底取り可能。
皆、力強くワインドを開始した。
■ いきなり良型 ■
広大な砂地に点在する岩礁、いわゆる「ツブ根」絡みを流していく。
すると、先制は釣友Hのマナティードラゴンハント123(ピンクルミノーバヘッド)、「おぉぉぉ」と思わず声が出る力比べを挑んでくるのは良型の証、期待できるファイト。
慎重なやりとりでネットインしたのは62㎝のナイスサイズ、幸先良し!


ワインドする手にも力が入る。着底から力強く4回ワインドし、リーリングを停止する。ヒラメにはこれがアタックの”間”になる。
すると、次のワインドに移行する手を止める「ドスンッ」という激しい衝撃。
反射的にアワセが決まり、重みをロッド全体で受け止める。ファイト開始だ!
■ ワインドの効果発揮! ■
マナティーピンテールドラゴンハント148(ケイムラピンクファントム)をガッチリ銜えて上がって来たのは57cmの肉厚だ。


自らもスロージギングで試していたCAPも「ジグよりもスローに誘えるのがいいみたいね」とワインドの効果を認めてくれた。
さぁ、こうなれば65cmオーバーのドア・マットサイズの登場を待つばかりだ!
■ 出現!ドア・マット ■
次の流しで2ozZZヘッドにマナティー105・Atuyテストカラー(緑金)に換装して挑む。
着底後最初のワインドアクションでガツガツッとバイト、フッキングを決めると・・・
「重い!」まるで根掛かりのような感覚、この力比べを制すれば、次は力強い疾走が待っている。
”引っ剥がす”と表現する、この最初の攻防こそヒラメの醍醐味「ドア・マットサイズ確定」の快感なのだ!!
静止から突っ込みを繰り返す素晴らしいファイトに新倉CAPも「おっ!これはデカそうだね」と確信の笑み。
渾身のタモ入れで取り込んだのは、思わず「分厚い!」と声が出た69cm、4kgのドア・マット!



やったぜ!と皆、盛り上がる。
■ やはり吹いてきた! ■
小型のみで沈黙していた釣友Fも「来たよっ」とファイト開始!
ピンテールドラゴンハント148(パールホワイトレッドヘッド)でのキャッチに「乗り遅れたかと思った~」と安堵の笑顔。


そして私に再びのストライク、54cmとのファイトを楽しんだ。「楽しいね!」

しかし幸せな時間は長く続かない・・・突然ウネリが大きくなって来た、
美空ひばりさんの歌「みだれ髪」に謳われる有名な塩屋崎の灯台が直ぐ近くに見える。
ここは太平洋屈指の岬、難所でもある。「荒れないうちに戻りますか」と舳先を小名浜港に向けた。
■ エクストラ・ラウンド!■
「昨日は海が悪くて、皆ダウン気味で撤収してさぁ。近くのエリアでタチウオ釣って帰ったよ」と新倉CAP。
「なんですと?」聞き直すと、なんと帰りの道中に”その”ポイントがあるらしい!
去年宮崎・油津の釣行時の苦い記憶・・・
偶然にもキビレタチウオとの初遭遇を果たしたものの・・・そんな千載一遇のチャンスに、タチウオ装備が無く苦戦してしまった。
その経験から「ワイヤーリーダーとフックシステム」は必ず装備しておくという我々には・・・
まさに「時は来た」という感じ。
短い時間だったが、水深20mでワインド、MAX120cmを含む6キャッチ。廻りの船からも注目される電光石火の作戦は成功!


「あがりますか!」と皆笑顔で納竿した。
■ まとめ ■
噂に聞いた福島エリアのヒラメ。短い時間ながら4kg超えのドア・マットサイズを含む4キャッチに成功した。
反応が集中する「ワインド無双」の時間もあり、スロージギングとの差を試した新倉CAPも「効果あるね!でも潮が速いときにはどうなんだろう?」と興味津々!
今回、少しディープな水深40mでも2ozで難なくワインドを成立させてくれた。
初のフィールド、初のCAPとの出会いは刺激的、今回も貴重な経験値を獲得出来た。

なにより同じタックル、そしてワインドでヒラメとタチウオを同時に狙える素晴らしさ!
皆さんも是非、未知のフィールドにワインドで挑んで頂きたい!苦労を上回る素晴らしい経験を得られるぞ!
さて次は何処に行こうか。何を釣ろうか。


使用タックル
■ロッド
Megabass DESTROYER DIRECTZ F3-710XSD(MOD)
Daiwa EMERALDAS EX Interline 73M-HD
■リール
Daiwa CERTATE CUSTOM 5000-XH SLPW
Daiwa AIRITY LT4000-XH
■ライン
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー8 1号
■リーダー
ヤマトヨテグス ショックリーダー(フロロ)40lb
■ジグヘッド
ZZヘッド 1,2oz(プロト)/1.5oz/2oz
■ワーム
マナティー105 Atuyテストカラー(緑金)
マナティードラゴンハント123 #ピンクルミノーバヘッド
マナティーピンテールドラゴンハント148 #ケイムラピンクファントム
■メジャー
KS Craft アルミメジャーボード「蛇腹モデル」