嬉しさ、そして絶望感・・・・・事件発生!
願えば願うほど遠くなり、想い続ける事で近付いていく。 そう、昨日もそんな日でした・・・・・。
願いは通じずとも、想いは実現する。
「うらら」です。
大阪湾もタチウオの回遊が始まり、各エリアで爆釣の声が聞こえ始めてきた9月。
そんな中、まだタチウオの姿を確認できていないのが大阪湾の湾奥エリア。
そろそろ・・・・かな? と、向かった先は
武庫川渡船さん。
15時の便で一文字に向かう。
船に揺られながら・・・
「今日。タチウオ釣れるかなぁ?」
「頼むから釣れてくれーーー!」 そう願いながら目的の「5番」
パートナーはこんな感じ ↓
<ワインド>
<FLAP>
終了時刻が19時なのでFLAPの出番は無さそうやけど、とりあえずセット。 ※これが後に役に立つ(?)事に。
準備が整い次第キャストを繰り返すもタチウオはもちろん、サゴシ・サワラも無反応。
17時前、梯子の上に座り
ZZヘッドのBOXを膝の上で開く。
「タチウオのアタリがあった時、ミスしないように。 後悔しないように。 言い訳出来ないように・・・・・・フックを交換しとこう!」
※交換したフック
しかし、その後も反応無く時間だけが過ぎていく。
そして18時の便が一文字を離れ、その後 辺りを見ると誰もいない(西側)。
4番方面(東側)、かなり離れた所に小さな人影が確認できるだけ。
いつもなら、こう想う。
「よし、この状況で回遊して来たら・・・・」
でも、この日は違った。
「もしも、もしもよ、サワラがヒットしたらマズイなぁ? どうしよ? 一か八か抜き上げるか? いやいや、無理やろ(笑) サゴシは抜けても、70cm超えたサワラは無理やろ(笑) でも、ホンマにヒットしたらどないしよ?」
そう想った。
その約5分後の事。
日が暮れ、暗くなり始め雰囲気は抜群。
ルミノーバのフラッシュチューン仕様の
ZZヘッドと
マナティー90 フルルミノーバにUVライトを照射してギンギンに発光させる。 少ない個体数、目立つが勝ち!
カウントダウン10秒からのワインドアクション、3シャクリ目でロッドが止まる!!
「よし、居った!!!」
次の瞬間、
ショアワインダー762KM TZ ADVANCEが根元から曲がる!!!
「タチウオちゃう、サワラやん!!」
このタイミングでサワラか?!
で、気付く。
「マジで、サワラ釣れてしもたやん。 嬉しいけど・・・・・・・・・なに?この絶望感。」
事件発生!!!
足元に横になった魚は紛れもなく「サワラ」。 目測で80cmクラスの体高の広い丸々とした美味しそうなサワラ(笑)
もちろん、抜き上げは無理。 かといって近くには誰もいない。
遠くに見えている人の所まで行くには時間が足りない。
「あっ!!」
ここで用意していたFLAPタックルを思い出す。
「これPE1号やし、2本引っ掛けたら何とかならんかな?」
ところが、暗くなる海、白波が立つほどの南からの強風。 防波堤に当たる波の高低差でサワラの位置も安定せず・・・・・。
そして、遂にもう1本のフッキングに成功。
が、しかし・・・・・
「アカン、ロッドを2本持った状態でリール2台巻くのは無理ちゃう?」
「手が・・・・足らん、あと2本要るやん(笑)」
そんな事をしていると、無情にもロッドのテンションが消える。
「あーあ、外れたかぁ・・・残念」
随分と時間を消費した様で、すでに真っ暗。
ギリギリまで粘るもタイムアップ。
願いは届かず、想いは現実に。
次はランディングネット持って行こう! でも、持って行ったら釣れへんねん(笑)
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