タチウオワインドに必要なものは? Part 2

軍曹&うらら

2015年08月28日 09:53

「うらら」です。

前回(← リンクあり)に引き続き、タチウオワインドに必要なものは?  に、お答えします!

と、言う事で今回はPart 2です!



タチウオを狙うためには? タチウオワインドならではのアイテムは?
★ ワイヤーリーダー

タチウオには鋭い牙があり、エサとなる小魚に噛み付いて攻撃し、捕食します。 これはルアーに対しても変わる事はありません。

この鋭い牙はフロロカーボンのリーダーを一瞬で切断してしまうので、それを防止するためにワイヤーで出来たリーダー(ワイヤーリーダー)を接続します!

流石のタチウオもワイヤーを簡単に切断することは出来ませんね♪

そこで小売店さんのタチウオコーナーに足を運んでみると、様々な長さのワイヤーリーダーが店頭に並んでいます。 太いもの、細いもの、中には30cmほどの長さの物もあります。 が、それらの多くはエサ釣り用の物(テンヤ釣り)であり、ワインドで使用するには悪影響が発生する可能性があるのです(・_・;)

タチウオワインドで使用するワイヤーリーダーは長くても20cmまで、本当にオススメなのは10cmほどの物です。

長さは解った、それを店頭で見つける事が出来た! それでOKです!  

ですが、そのワイヤーリーダーを今一度よく見てください。

多くのワイヤーリーダーは細いワイヤーを撚り合わせて1本にしたものにコーティングを行った「撚り線」を使用しています。 価格が安く、使いやすいように見えますが、耐久性が低いのも知っておいてください。

タチウオの牙での切断は防止できますが、撚り線の特性上 牙で擦れるとクルクルとパーマがかかり、また牙によりコーティングが剥がれ始め、水中での違和感が多くなり・・・



こうなると急激にアタリが少なくなってきます。

私がこの撚り線で出来たワイヤーリーダーを使用していた時には、1回の釣行で多い時には2度交換(3本使用)、少なくても1回は交換(2本使用)していました。

そこでオススメなのはチタン製 形状記憶合金を材料として作ったワイヤーリーダー





医療器具に使われている物と同じ素材で作られたこの「超サーベルワイヤー」はその名の通りタチウオワインドの為に開発されたワイヤーリーダーなのです!!

交換する手間と時間を大幅に減少出来る耐久性の高さは特筆物!! 

週に6日のタチウオワインド耐久テスト釣行においても全く交換の必要が無かったくらいの耐久性です♪ (使用状況により金属疲労による破断に至る時間には違いがあります)

想像してみてください・・・

もし、時合いの最中にワイヤーリーダーを交換しなければならなくなったとしたら・・・その間にも、あなたの隣ではタチウオがキャッチされているかもしれません(・_・;)

本当にこれからタチウオワインドを始めようと思っているあなたに是非使っていただきたいワイヤーリーダーです!


★ ワインド専用ジグヘッド

ワインド必須アイテムのジグヘッドといえば「ZZヘッド」

タチウオワインドでよく使用する重さは次の3種類 → 3/8oz (約11g)、1/2oz(約14g)、5/8oz (約18g)となるのですが・・・

これから始めようとするあなたには1/2oz(約14g)がオススメ!



タチウオを狙う事が多い水深10m前後で使いやすく、アクションの質もオールマイティー! 特にトリプルフックが装着済のスタンダードモデルならトリプルフックのセレクトに迷う事はありません!

そのトリプルフックはなんと、オーナばりさんのカルティバ ワインドフックMを標準装備!



この1/2oz(約14g)を基準として、ポイントの水深が7mより浅い場合や浅いタナを狙う場合、そして風が弱く、潮の流れが緩やかならば3/8oz(約11g)をセレクト!  ポイントの水深が15m前後、深いタナを狙いたい時、強風時や急潮の場合は5/8oz(約18g)をセレクトしてください!!

と、言っても最初のZZヘッドは1/2oz(約14g)スタンダードで大丈夫! 私たちも1/2oz(約14g)はどこのポイントに行く時も外すことが出来ない重さなのです!!


★ ルアー(ワーム)

10年以上前にデイシーバス攻略の為に開発された「ワインド釣法(以下ワインド)」、その登場直後から様々なフィッシュイーターがワインドに対して異常なほどの反応を見せる事が実釣により解明され、そして ある時ワインドに出会ってしまったタチウオは、その瞬間 マナティーに猛烈に恋をした(^^)

と、いう事でワインドではZZヘッドと同じく欠かすことが出来ないアイテム「マナティー」



ワインドの「捕食スイッチを入れる」という効果を最大限に発揮する事を追究して作られたこのマナティーには60(mm)・75(mm)・90(mm)・105(mm)の4つのサイズバリエーションがあるのですが・・・

あなたがタチウオを狙う時に、使っていただきたいのが75(mm)と90(mm)の2種類!


(写真上 75、写真下 90)

そう、使っていただきたいのは2種類ですが、最初のセレクト、基本となるサイズは90(mm)になります!!

それは、様々なフィールドやその時の状況などに対しての対応力は圧倒的に90(mm)に分があるからなのです!!

うんうん、サイズは解ったよ!  でもカラーバリエーションが多すぎて、どれを選んだら良いのか迷ってしまう・・・。 とのお問い合わせもよくいただきます。

このカラーバリエーションはタチウオだけでなく、シーバス・青物・ヒラメ・マゴチ・シイラ・キビレ(クロダイ)等々・・・多くのターゲットを狙う為、そして様々なフィールドコンディション(澄んでる・濁ってるなど)に対応するためなのです! なので、これからもカラーは増えていくと思います!!

しかし、いまあなたはタチウオが釣りたくて、このブログへと辿り着いているはずです!

そこで、タチウオワインドのベーシックカラーセレクトを・・・

では、実際にあなたがフィールドに立っている時間を追っていきます!

釣り座確保の為に早めにポイントに入ったあなたは、日が暮れていくのを待ち望み そして、太陽がオレンジ色に変わり水平線(地平線)沈みかける夕マヅメ、そろそろかな? と、タチウオワインドを開始します!!

この時間帯、太陽の光がまだ残っており海中に光線が届いている時のセレクトは・・・



発色の強いカラーの出番! ピンク系・オレンジ系などですね! ハマッた時に凄まじい効果を発揮するのはオレンジ系ですが、様々な条件下での安定感はピンク系。

と、いう事で上の写真の左から・・・

ピンクグリッター(MT-7)、ケイムラ・ピンクグリッター(MT-K1)、ケイムラ・マヅメピンク(MT-K12)がお勧めです!!

この中の1色を夕マヅメ用としてセレクトしてください!!  ピンクとオレンジの両方の性質を併せ持っているケイムラ・マヅメピンク(写真右)はその名の通りマヅメ時(朝・夕)によく効くカラーに調色しています!!

あっ、これらのカラーは煌々とした常夜灯の下でも効果を発揮する事が多いのも特徴です!

そして・・・

完全に日が暮れて、暗くなってからは白色系のカラーの出番となります!!



上の写真、スーパーグロー(MT-8)は多くのフィールドでタチウオの反応を得ることが出来る信頼と実績の高い定番カラー♪ ビギナーからエキスパートまで皆さんのタックルBOXに必ず入っているのではないでしょうか?

もう一つのおすすめは・・・

こちらも白色系のセレクトとなるのですが、本当にタチウオはこのカラーが好物なのか? と、思う程の好反応を示すことが多いのがこのカラー!



ケイムラ・ブルーファントム(MT-K2)

スーパーグロー(MT-8)で掛かりが悪い時などや、とにかく反応が欲しい時、そして、とりあえずこのカラーをキャストするというファンが多いカラーでもあります!  それだけ、実績が高いカラーですね!!

どうですか?

この3色があれば、多くのフィールドや様々なコンディションでもタチウオをワインドでキャッチ出来る確率は非常に高いと私は思っています! 

そして、もっと釣りたい・・・

と、思った時には次のカラーローテーション「アドバンス編」が待っているのです!


あっ、もう一つ忘れていました(・_・;)

タチウオワインドに欠かせないもの・・・

それはアシストフック!



あらゆる角度から捕食行動を行う強敵タチウオにはアシストフックで応戦します!!



こんな掛かり方もよく見る光景です!! 


トリプルフックの1本に取り付けて使用するこのサーベルアシストは簡単に、そしてしっかりとセット可能なツイストロック方式を採用!

取り付け方法はコチラ(← YouTubeリンクあり)をご覧ください!!



これから始まるタチウオシーズン、ぜひ ワインドでの釣果を体験、楽しんでくださいね♪



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