■ ヨシノよどこへ・・・ ■
翌04月07日もヨシノゴチを求めて奔走するが、やはり応答するのはマゴチ達。
一瞬、「マゴチ狙いに・・・・」と心が揺らぐが、いやいや、あくまでヨシノ狙い。
ちなみに餌釣りではマゴチの抑えるようなアタリと違い”跳ね上げるような”アタリが出るという。
タイラバのゲストとしての側面、またかつてイカナゴボールを追っていた時のバイトは、マゴチよりはるかにアクティブに餌にアタックする印象。
なので、ワインドは高低差を出してアピール、というヨシノ戦略。しかしレスポンスが・・・
■スペシャルなゲスト■
その高低差が呼んだか、釣友Ｆがビッグファイト。「えら洗い」のスプラッシュを上げての登場は「おぉスズキだ！！」
その魚体は・・シーバス・・と呼ぶより、野武士のようなまさに「鱸」と呼ぶにふさわしい迫力。
激しい抵抗の末オヤジさんがネットに引き入れたのは、７５ｃｍの極太。重そうだ。
しかし、この日のハイライトはこの魚のみ。マゴチの数は出ているが…心は晴れず。
■冨船長登場■
そして運命04月08日、最終日！
この日は満を持して、ご子息の冨船長の登場。「冒険しますよ」との言葉通り1時間ほど船を走らせる！
かつてヨシノゴチ狙いで訪れたエリア、海峡近く。
宇部近くのエリアとは雰囲気が異なり、最終日という緊張感も手伝って迫力を感じる。
開始直後、釣友Ｈにヒット、しかし痛恨のバラシ。船中皆の「あ～あ」という声が響くｗ
「そういうのバラすとさぁ。。」と言いかけかた私に待望のストライク！
慎重にファイトすると、見えてきた！おぉ、白っぽい。「ほぉらヨシノじゃろ！！」冨ＣＡＰも興奮気味にタモ入れ！
■遂に対面■
茶色・・というより明るいベージュのベースに細かな水玉（ドット）模様。
体長に対して小顔、そして全体的にスリムな魚体。全体を見ればマゴチに”似ている”ともいえるが、並べて見ると一目瞭然。
４９ｃｍと決して大きな個体ではないけれど、これまでの苦労が報われる魚、よかった！
■ あとが続かず・・・ ■
その後、少し深場も試して見るがやはりマゴチが優勢。この日は帰京の都合で少し早いタイムアップ。
期間中マゴチは沢山キャッチ出来たが、なんとその中でヨシノゴチは１キャッチのみ。”ヨシノ場”を流したのにも関わらずである。
そしてヨシノゴチはお腹がポッコリ。体側の下側に黄色が現れている。
おそらくヨシノゴチの産卵は例年より早く始まっている・・・
■ まとめ■
その後、先の推測を裏付けるように各地の船長・アングラーからマゴチが例年より早く好調を迎えているという情報がもたらされた。
宇部でも私たちの帰京後、マゴチが絶好調。１か月も早い進行。
香川県の津馬ＣＡＰの情報でも。もうヨシノゴチは完全にスポーニングだったそう。
ヨシノゴチ・・普段宇部の沖では「なんじゃぁ、ヨシノかぁ」と言われてしまう魚も、今回の力説で少しはリスペクトしてもらえるかな？ｗ
冨ＣＡＰも、「なんかヨシノ釣りたくなって来た」・・洗脳完了ｗ 秋頃にヨシノ場で挑戦してみよう、と再戦を誓った。
今回、無理難題の挑戦を快く引き受けてくださった新西釣り具のスタッフの皆さんありがとう。また一つ晴らしい経験と知見を得ることができました！
さて次は何処に行こうか。何を釣ろうか。
・・・しかし・・・本格開始前にあのマゴチの喰い・・・ゴールデンウイーク頃はさぞや凄い喰いになりそう・・・楽しみだ！
ー了
使用タックル
■ロッド
Megabass DESTROYER DIRECTZ F2-70XSD
Daiwa EMERALDAS EX AGS IL 79MMH
■リール
Daiwa Daiwa EXIST LT3000 SLPW
Daiwa AIRITY LT4000-XH
■ライン
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー 0.8号
■リーダー
ヤマトヨテグス ショックリーダー（フロロ）25lb
■ジグヘッド
ZZヘッド1oz Silver / Gold
ZZヘッド1.5oz Silver / Gold
ZZヘッド1.2oz（プロト）
■フック
ICHIKAWAFISHING RCカマキリ #1/0
■ワーム
マナティーピンテールドラゴンハント148 #ピンクルミノーバヘッド
マナティーピンテールドラゴンハント148 #フラットSP-N
他
■メジャー
KS Craft アルミメジャーボード「蛇腹モデル」
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