北限マゴチ調査から一転して良型ヒラメ乱舞♪

軍曹&うらら

2023年06月26日 15:25

『ボトムワインドinアクション2023 約束の地 青森県 外ヶ浜エリア編 』

・日  時:2023年06月19日(月曜日)
・場  所:青森県・外ヶ浜周辺の釣り船から
・釣行時間:出)6:00 納)11;30
・潮  汐:大潮 干)3:05 満)10:26
・天  候:晴れ+強風
・アイテム:マナティードラゴンハント マナティーピンテールドラゴンハント
・釣  果:私   マゴチ  MAX61cm 他50cm前半・・・・
          ヒラメ  MAX67cm 3.8kg 他 60cm、 50cm 台前半
      釣友F ヒラメ  MAX69cm 3.6kg 他 50cm台後半~前半 x 4!
      釣友H ヒラメ  MAX60cm 1.9kg 他 50cm台中盤 x 2
・ゲスト :    アイナメ
 
■ 約束の地・・・ ■ 
マゴチワインド・北限の地、青森外ヶ浜周辺。おそらく、このエリア一体がマゴチが再生産されている最北端では無いか。
 
前回沖に出たのは4年前。秘められたこのエリアを訪れ、少ない情報から辿り巡り会った「至宝の地」に感動したものだった。
 
北限のマゴチ達は、初めて見るであろうワインドに激反応し、我々を手厚く迎えてくれたのだった。
 
そんな素敵な釣りを可能にしてくれる”海坊主”CAPの花田さん、案内役の村上さん。



今回、ようやく再会を果たす事が出来た!
■ ヤマセとの闘いと、地形変化 ■
しかし・・・青森、というかこの場所特有の東風”ヤマセ”が吹き荒れている!
 
実行は2日間、しかし初日は出船不能。ここは最終日にカケるしか無い・・天気予報ではなんとか出船出来そうだ。
 
昨年の大雨で崖崩れが起こり、海岸沿いの地形も変わってしまって風向きで場所が限定される状況。
 
出れてしまえばこちらのもの!


■ スタートダッシュ!が・・・ ■
「よし!この風向きなら行けるね」と花田CAPと村上さん。早速6時に港を出た。
 
海岸線沿いの独特な地形に、時折ブルーシートの建屋が見える。所々に大雨の傷跡、崖崩れの後が生々しく残っている。
 
「やってみましょう!」の声でマナティ・ドラゴンハントがポイントまで飛翔する!
 
このエリア、水質は”ジン・クリア!”。まさに山上湖のトラウトを狙うが如く、海底が丸見え。こんなシチュエーションも、この場所ならではだ。
 
数投でワインド後のロッドティップがゴンッとバイトを捉え、ストライク!
 
力強いヘッドシェイクにグッド・サイズを確信。「ひさびさ!元気だった~?」と思わず口から出る。
 
ネットインしたのは61cmのママ。幸先良いぞ!!!






■ スポーニング期 ■
その後、釣れてきたのは53cmのオス。



釣友F,Hもドラゴンハントピンテールドラゴンハントに歯形はつくが、乗らない状況。
 
一緒に釣りをしてくれている村上さんも「ちっさぁ~」というオスサイズを連発。
 
今回、スケジュールの都合で6月の中旬になってしまって一抹の不安だったのだが、的中・・・・
 
そう、マゴチ釣りの暗黒期!スポーニングまっただ中。。。この時期に入ると産卵意識のメスはほとんど釣れずオスの若者ばかりが・・・
 
いよいよ50cmすり切りサイズが船中で上がり始めた・・・この地まで来て釣るサイズでは無いし、数釣りなんて興味なしと言う事で。。
 
「時間も限られてるし・・あれ、行っちゃいますか」とメンバー全員の心が一致し、セカンドターゲットに切り替える事にした。


■ ラメヒ~! ■
そのターゲットは、ヒラメだ。私の経験ではヒラメは初夏に産卵を浅瀬で行い、アフターで餌を”バリバリ食って”から深場に戻る・・
 
今回、外ヶ浜エリアがそのタイミングに当たるのでは?と心にとめて置いたのだ。従って準備は、万端。
 
浅場のボトムワインドとは違い、ヒラメメインのボトムワインドは20m付近までが守備範囲。
 
ヒラメの遊泳力・・すなわちアタック範囲もマゴチとは段違いに長距離で、イメージ的にはタチウオのワインドのイメージに近い。
 
ZZヘッドも1.5oz~2oz、タンデムフック仕様、そして”対ヒラメ兵器”マナティーピンテールドラゴンハントを装着。


■ ブレイク付近で好反応! ■
さて、20m付近まで船のポジションを下げて反応に当て込む。着底からロッドを大きめに”グーンッ”と振り上げ、直ぐにロッドティップを水面にプレゼント。
 
これを水深の半分まで繰り返し、また着底させる。このロッドティップが下がっている状態でガツン!と引ったくられるのがヒラメワインドの醍醐味。
 
読みは、当たった!程なく私のピンテールドラゴンハント(#レッド/ゴールド)が引ったくられる!!
 
「重い→ギューン→重い」を繰り返す素晴らしいファイト!ライト・スピニングタックルで挑む幸せ。
 
上がって来たのは「いいサイズだ!」と村上さんも納得の67cm。そして・・・厚みがスゴい!! 





飯岡のヒラメ船で言うところの「東京ドーム」型。。
 
我々の中での「オムライス」型!なんとこのレングスで3.8kg、力強いハズだ!


■ でた~「空母級」!!■
程なく、50cmクラスをキャッチした釣友Hにビッグバイト。「なんか、おもぃぃぃぃぃデス!」と必死。
 
根掛かりの如くカーブするロッドは”グーン、グーン”と脈動している。「デカいぞ!」と船中が緊張する。
 
見えた!「うわぁ!!デカイ・・・」ファイトしている釣友H本人は角度的に見えていないらしい!
 
慎重にネットに誘導し、キャッチと思いきや・・・・異常事態発生!デカすぎてタモに収まりきれない!!!!
 
なんと、70cmサイズなら余裕のネットだが、尾の付け根から先が入っていない・・・
 
ここで、、、普通の魚なら”あり得ない”ヒラメ特有の「必殺技・鬼バック”」が!!!!
 
「あ!!!」・・・しばしの沈黙・・・ロッドが水平になっている。「空母級」のヒラメが勝ち誇るようにゆっくりと泳いでいく。
 
なんと、痛恨のバラシ。


■ 気を取り直して・・・その後も好調 ■




皆放心状態になりかけたが、反対舷で冷静な男・釣友Fは無双状態に突入。
 
ピンテールドラゴンハント(#ピンクグリッター)を駆使して次々と50cmクラスをヒットし、遂にビッグファイトが!
 
「おぉぉいいねぇぇ」とドラッグノイズを楽しみながらファイトを楽しむ。冷静なやりとりでネットインしたのは69cm、3.6kgの素晴らしい魚体。





この爆発力が、ワインドの魅力と、実感。


■ 夢よもう一度! ■
釣友Hは「夢よもう一度!」と、マナティーピンテールモンスターハント(#1 パールホワイト)を発射!!
 
すると、いきなりワインドした手が止められる!!
 
おぉ、来たか?と思わせたが・・・それでも肉厚の60cmはガッツリとモンハンを咥えていた。凄い!





この後、昼頃に風が強く吹いたところでストップ・フィッシング。
 
短い時間だったが、ヒラメ天国に救われた!!!これはマゴチとは別に、専門に訪れてみたい。


■ まとめ・・・ ■
北限マゴチは今回スポーニングに入ったと思われ、オスばかりが反応してしまう為に断念。
 
また季節を替えてリトライする事になったが、短い時間でもこれだけ楽しめるヒラメ・ワインドに救われた。
 
最近積極的に取り組んでいる成果が出せたのは収穫。
 
一緒に道具を入れてくれた案内役・村上さんは通常のジグヘッドにグラブのスイミングでトライしてくれたが「数は同じ位とれるけど、ワインドは平均サイズが大きい!」と評価して頂いた。

そしてあのヒラメ・・あの”空母級”を見てしまったら・・
 
マナティーピンテールモンスターハントペスカーを本気で投入するべきフィールドかも知れない。
 
夢は膨らむ。
 
さて次は何処に行こうか。何を釣ろうか。
 
使用タックル
■ロッド
Megabass DESTROYER DIRECTZ F2-70XSD
Daiwa EMERALDAS STOIST AGS IL76M
Daiwa EMERALDAS EX Interline 73M-HD

■リール
Daiwa Daiwa EXIST LT3000 SLPW
Daiwa Daiwa CERTATE CUSTOM 5000-XH SLPW
 
■ライン
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー 0.8号
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー 1.0号
 
■リーダー
ヤマトヨテグス ショックリーダー(フロロ)25lb
 
■ジグヘッド
(マゴチ)
ZZヘッド1oz Silver / Gold
 
(ヒラメ)
ZZヘッド1.5oz Silver
 
■ワーム
(マゴチ)
マナティードラゴンハント(試作オリーブ色)
マナティードラゴンハント(MT-02 スパークルレッドヘッド)
 
(ヒラメ)
マナティーピンテールドラゴンハント(#レッド/ゴールド)
マナティーピンテールドラゴンハント(#ピンクグリッター)

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