まさか(?)のターゲットが出現?! ボトムワインド編

軍曹&うらら

2023年04月28日 16:22

ボトムワインドを武器に全国のターゲットを狙い続けるアングラー、山口 聡さん。

そんな山口さんからこんな書き出しと共に1件の釣行レポートが届きました・・・


季節のターゲットとして外房のホウボウを狙って釣行して来ました。もちろん、ボトムワインド。

その結果・・・驚くべきターゲットが激反応、ボトムワインドにのみ反応するという凄い釣果となりました。


そのターゲットとは?



その正体は・・・
『ボトムワインドinアクション2023 外房外川・予想外のターゲット乱舞編 』

・日  時:2023年04月09日(日曜日)
・場  所:千葉県外房・外川の船宿から
・釣行時間:出)5:00 納)12:00
・潮  汐:中潮 満)05:05 干)11:52
・天  候:晴れ・北西強風
・アイテム:マナティーピンテールドラゴンハント
・釣  果:ホウボウ MAX50cm 含む2キャッチ マトウダイ MAX53cm 含む16キャッチ(!) ヒラメ 55cm
      釣友H ホウボウ 1キャッチ マトウダイ 1キャッチ
 
■ 季節の風物詩を求めて・・・ ■

外房九十九里~銚子エリアの船宿では、看板のヒラメ狙いは3月いっぱいで一旦終了。
 
変わってこの季節の風物詩であるホウボウがターゲットとなってくる。
 
年によって時期が多少ずれるが、この日から数日前の釣行ではTOPが20尾を超えて出だしから好調との情報をキャッチ!
 
今回は銚子・外川沖でのチャレンジとなった。
 
お世話になる大盛丸さんはルアーでの挑戦にも寛容で、他船には無い「面白い釣りもの」も狙う船宿。
 
■ 今回のコンセプト ■

このエリアでは胴付き仕掛けによる餌釣りのお客さんが圧倒的に多く、スロージギングやSLJ、タイラバで狙うルアーマンもいる。
 
私も以前は小型のインチクで狙っていたのだが・・・
 
今回は大型、出来れば50cmUPを狙い撃ちたい!!と、いつものビッグワーム・ワインドで挑むことにした。
 
誰もこのスタイルでやったことは無いだろう!と2ozZZヘッドマナティーピンテールドラゴンハントでの挑戦となった。



■ 荒れ気味の海 ■

前日の大雨から集合の午前4:30は強風。元気の良い女将さんも「風が心配なので様子を見ます・・・」と心配そう。。



しばらくして沖の僚船から吉報!なんとかなりそうとの事で5:00に予定通り出港!
 
風は強いものの、波はそれほど高くないのでゲームは成立しそうで安心。



■ 餌釣り好調! ■

「やってみましょう」と船長の合図で始めると、水深は35m付近。2ozなら楽に底をとれる。
 
餌釣りには早くもアタリがあり、35cm程のホウボウが取り込まれる。他のエリアでは良型なのだが、外房エリアでは小型サイズ。
 
しかし落とす度にホウボウ、ゲストのカナガシラが掛かっている!餌はエビと短冊状のサンマの切り身だ。
 
我らのマナティーピンテールドラゴンハントにはアタリ無し・・・
 
船長が「メタルジグとかタイラバが良いよ。シルエット小さい方が・・」とアドバイスをくれる。確かに餌のサイズを見ても、それが有効なのは明白。
 
だが、今回のコンセプトは50cmUPの狙い撃ち!迷いを断ち切り、ビッグワームに掛ける!
 
■ 意外なゲスト登場! ■

ホウボウを狙いでは、ボトムから少し追わせる様に誘うのが良い事が多い。イメージと違い、底から10m上でバイトする事もしばしば。
 
しかしこの日は反応が無い。さらに船が風で押される為にラインのマネージメントがしづらい。
 
そこで、完全なボトムワインドを試してみる。但しこの日のポジションが不得手な引っ張り側に入っているために、ワインド→ベールを返して糸を出して着底で行う。
 
これが奏功したか、切り替えた途端にストライク!
 
が・・重い!ホウボウの小気味よいガンガンッというファイトでは無く、グーン、グーンという鈍く重々しいファイト。
 
「ん?なんか平べったいぞ」と姿を現したのは・・おぉ~!!!「コケコッコー」だ!それも良いサイズ!



異様に突き出した口と、鶏冠のような背ビレ。マトウダイだ!
 
■ 珍し・・・・く無い??? ■

私は以前から釣りたかったターゲットだったが、狙うほど魚影が濃いエリアが無いために夢だった魚。
 
大興奮の私に船長や同船の方は「?」という表情w
 
「レアキャラだけど、いつか狙ってみたいんですよね~」と夢を語りながらボトムワインドすると・・・またしてもグーンとアタリ。
 
上がって来たのは・・・やはりマトウダイ。「いやぁ願いは通じるんですかね~レアキャラなのに」と大喜び。



しかしその次も・・・・マトウダイ。「・・・レアキャラ・・・のはずだよね」
 
■ 腹は決まった! ■

餌の方は次々とホウボウをキャッチしている。ここで思案。テーマ魚のホウボウを狙うか、このまま行くか・・・・
 
しかし「こんなチャンスは滅多に無い!パターンなのかどうか試してみよう!」と腹をくくった。
 
場所を移動し50mエリアに。ボトムワインドを敢行すると・・・やはりググ、グーンとストライク!
 
釣友Hと「こりゃ凄い、間違いないマトウダイパターンだ!!!」と驚愕した!!
 
■ 確変!マトウ乱舞 ■

釣友Hは、タイラバ等も駆使して違うアプローチを試みるがアタリは皆無。
 
対して私はパターンを続けてマトウダイを次々とキャッチ。MAX53cm(口を伸ばした状態w)のど迫力には驚いた!





もちろん、マナティーピンテールドラゴンハントにアタックしてくるホウボウもデカイ!





久々の50cmUPmしっかりゲットしたのだが・・・



もう、この日の主役はマトウダイ!ポイントを変えても次々とアタックがあり、あっという間にツ抜け(10キャッチ)・・・・
 
最終的に、なんと16キャッチにまで到った!
 
5人乗船の船中17の内、16が私、1は釣友H。都合、全てのマトウダイがボトムワインドで仕留められた魚。
 
船宿の女将さんも「こんなに釣れた事無い!」とビックリされていた。
 
このほか、55cmのヒラメもキャッチしたのだが、今日ばかりはマトウダイが主役となった!



■ まとめ・・■

餌の方も「こんなにいるんだね」とビックリ仰天。



外房エリアでライトジギングで良くホウボウを狙う仲間に聞いても「マトウダイこんなに釣れるのは見たことが無い!それも一人で・・・ボトムワインドすげぇな」と驚愕していた。

今回はハタ狙いのようなワインド→フォールの縦のボトムインドでは無く、完全に”ボトム”ワインド。
 
ボトムワインドの”ターゲットロック”の力、爆発力。判っているのだが今回はその魅力を再確認した釣行だった!
 
これだからボトムワインドはヤメラレナイ!
 
まだまだ未知のターゲットが沢山待って居るぞ♪
 
さて次は何処に行こうか。何を釣ろうか。
 
使用タックル
■ロッド
Daiwa EMERALDAS STOIST AGS IL76M
Daiwa EMERALDAS EX Interline 73M-HD

■リール
Daiwa EXIST LT3000 SLPW
 
■ライン
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー 0.8号
 
■リーダー
ヤマトヨテグス ショックリーダー(ナイロン)20lb
 
■ジグヘッド
ZZヘッド1.5oz Silver
ZZヘッド2.0oz Silver
 
■ワーム
マナティーピンテールドラゴンハント #MT-K21 ケイムラ・ピンクファントム
マナティーピンテールドラゴンハント #PKLH ピンクルミノーバヘッド




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