ボトムワインド×BIGワーム! ストロングアプローチの効果は?

軍曹&うらら

2023年09月26日 15:01

生粋のボトムワインダー「山口 聡さん」が今回向かった先は南房総! そこで迎えてくれたターゲットとは?!


『ボトムワインドinアクション2023 ビッグワームで狙う秋 南房総・和田浦編 』

・日  時:2023年09月17日(日曜日)
・場  所:千葉県・南房総和田浦の釣り船から
・釣行時間:出)4:30 納)10:00
・潮  汐:中潮 満)5:45 干)11:51
・天  候:晴れ
・アイテム:マナティードラゴンハント マナティーピンテールドラゴンハント トレジャーシュリンプDuddy
・釣  果:アカハタ   MAX39cm 他30~35cmクラス x 4 それ以下はカウントせずリリース
      ウッカリカサゴ MAX33cm 他28~30cm x 3
      釣友H アカハタ MAX36cm 他30~32cm x 4 ヒラメ 53cm
      釣友F アカハタ MAX35cm 他30~33cm x 3 それ以下はカウントせずリリース


■ 久々の南房ロックフィッシュ・ワインド ■
この季節、例年本格的に狙い始めるのがアカハタをメインにしたロックフィッシュワインド。

このエリアはアカハタの魚影はすこぶる濃く、あまり叩かれていない。その分無垢な小型も数多く、釣りあげてしまうとリリースも難しい。

ドラゴンハント/ピンテールドラゴンハントを使えば、ある程度の小型個体のフッキングは防げるし、大型へのアプローチとして近道だろう。


そんなコンセプトで今回もクオリティフィッシュ狙い撃ちのビッグワーム・ゲームを南房・和田浦から出船して楽しんだ。




■ なかなかフッキングしない!■
開始は20m付近、いきなりアタる。流石の魚影。

だがフッキングしない所を見ると、どうやら小型らしい。次のアタリも、またフッキングしない。

心が揺らぐ・・・だがッそれがいい!大型に狙いを絞る為のプロセスだ。


■ナイスサイズが■
しばらくすると、釣友Hにビッグバイト。「よさそうですよ」と楽しそう。

上がってきたのは32cmのアカハタ。餌をたっぷり喰っているのかすごいコンディション。

すると釣友Fもファイト開始、これも良さそうだ。33cm、これも素晴らしいプロポーション。





「ビッグワームに来る奴はさすがにサイズがいいね」と笑顔全開。


■もう一種のターゲット■
小さなあたりに悶絶していた私にも、待望のバイト!これもサイズはよさそうだ。

グングンと頭を振って上がって来たのは、デカいカサゴ、当地でいうハチカサゴだ。「でかいね」タモ入れしてくれた釣友Fがつぶやく。

計測すると、33cmの堂々としたボディ。先ほどからの細かいアタリはどうやらカサゴらしい。





ドラゴンハントやピンテールドラゴンハントはさすがにカサゴ類には大きいか。


■Daddy登場!■
カサゴのバイトを取るにはどうするか・・・単純にワームのサイズを下げると、小型のアカハタなどもフッキングしてしまうだろう、それでは本末転倒。

そこで、一計。試して見たかったトレジャーシュリンプDaddy。このワームならサイズを落としすぎず勝負できる。

直ぐに装着して、水深20mの海底にアプローチ。

すると、たちまちストライク!力強さは感じないが、元気が良い・カサゴを確信。

上がって来たのは、やはり「狙い通りの」カサゴ!それも良型。「バッチリだね!」






■マッチ・ザ・ベイト■
口から甲殻類の脚が見えている。引き出してみるとまだ生きているカニだった・・・・が、見てビックリ!

チョイスしたトレジャーシュリンプDaddyのカラー「トレジャーオレンジ」と、カニの色が見た目「ほぼ」一緒。



カニのサイズとも近く、なによりこの色のスーパーシンクロぶりに驚いた!

この流しでさらに良型カサゴを2尾追加。マッチ・ザ・ベイトの成立だった。


■基本に戻って■
しかし、場所を変えると小型のアカハタのラッシュになってしまった。

気が付けば、釣友二人に比べて私はアカハタについてはここまで小型のみ・・・・これはイカン!とばかりにピンテールドラゴンハントに戻す。

そしてすぐ、待望のビッグ・バイトが訪れた。

力強いファイトはナイスサイズを確信。ゆっくりとファイトして魚に負担をかけないようにする。

「よし!」ネットインしたのはこの日最大の39cmのアカハタ。やったぜ!





この後もナイスサイズを連発。「ビッグフィッシュ・バイト・ビッグベイト」を証明する結果となった!





この後、釣友Hがビッグゲストのヒラメをキャッチしたところでタイムアップ。



楽しい釣行を終えたのだった。


■ まとめ・・・ ■
冒頭にも書いたが、この南房総のエリアは魚影が濃いので小さい個体をできるだけフッキングしないモラルが必要。



今回、気温が高く船上が灼熱だったので、魚体の撮影なども最低限にとどめた。

またリリース時には”エア抜き”はロック・フィッシャーマンのたしなみ。是非実行していただきキープは祝杯用の最低限にしたい。

いつまでもこの楽しいゲームを続けられるように心がけましょう!
 
さて次は何処に行こうか。何を釣ろうか。


使用タックル
■ロッド
Daiwa EMERALDAS STOIST AGS IL76M
Daiwa EMERALDAS EX Interline 73M-HD

■リール
Daiwa EXIST LT3000 SLPW
Daiwa AIRITY LT4000-XH
Daiwa CERTATE CUSTOM 5000-XH SLPW
 
■ライン
ヤマトヨテグス PE レジンシェラー 0.8号
 
■リーダー
ヤマトヨテグス ショックリーダー(フロロ)20lb
 
■ジグヘッド
ファルケン R マイスタージグヘッド-α 36g

■ワーム
オンスタックル マナティーピンテールドラゴンハント148 #ピンクルミノーバヘッド
オンスタックル マナティーピンテールドラゴンハント148 #K21 ケイムラ・ピンクファントム
オンスタックル トレジャーシュリンプDaddy #トレジャーオレンジ



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