2016年07月24日
FLAP釣法とは?
ワインドにプラスする事で更に釣果を伸ばすことが出来るFLAP釣法とは?
ここでは、その全容が明らかに!!

※このブログ記事は随時追加更新していきますので・・・目が離せませんよ♪
NEW!! 2016年9月23日 更新!
2016年7月28日 更新
2016年7月24日 初回更新
ここでは、その全容が明らかに!!

※このブログ記事は随時追加更新していきますので・・・目が離せませんよ♪
NEW!! 2016年9月23日 更新!
2016年7月28日 更新
2016年7月24日 初回更新
<2016/9/23 更新>
FLAPヘッドの発売目前!?
そんな気になる噂のFLAP釣法! さて、どのようにして操作するのか?
基本的なロッド操作を動画で紹介します!
<2016/7/28 更新>
7/24日の更新(下の記事)では、FLAP釣法に着手するまでの大将の決断をお届けしました!
が、そもそもFLAP釣法って?
と、言う事ですね!
タチウオを狙う方法・・・特に関西圏では伝統的な仕掛けとして使われている「タチウオテンヤ」
和歌山や大阪・神戸はもちろん! 広島や山口でお会いした方もテンヤでタチウオを狙っていました!!
しかし・・・
武庫川一文字の上でも同じ仕掛け(テンヤ)を使っているとは思えないほどに釣果を上げる名手のグループ。 どのエリアでも一度も目にしたことが無い「独特の構え、操作」
言うならば それは、ただ「エサ」が付いているだけのルアーフィッシングその物なのです!!
誘って、食わせて掛ける! この一連の動作に着目した大将は「仕掛け」では無く、この「釣法」に重きを置き研究。
その独特の誘い方が飛行機のフラップや時を刻む時計の針、時には揺れるカーテンの様に見えるところからFLAP釣法と命名。 ※FLAPヘッド発売前にムービー公開予定
名手との情報交換、そして意見を聞きながら構想は固まっていく。
ここで、最大の壁はエサとワームのバイト時間の違い。 噛み付き系の捕食方法をとるタチウオを狙う上でこの「コンマ何秒」の違いが掛かるか掛からないかの重要なポイントとなるのです。
その対策として最初のプロトモデルからの変更点として最初に取り掛かったのが「フック」
以前、釣具店スタッフとして勤務していた頃、テンヤでタチウオを狙う事も多くありました! その時の実釣経験をもとにフックの設計を開始!
ヘッドから出るフックの位置は最適なポジション(最下部)としたうえで試行錯誤。

上:1stプロトモデル 下:2ndプロトモデル
この、ショートバイトでも掛けに行くことが出来るベンドカーブのフックを完全特注にて制作依頼!!
そして、次に気になるのが操作感、いや 抵抗感と言った方が適切かもしれません。
操作した時に手元に残る抵抗感、重すぎると掛からないし、軽すぎると浮きやすくなってしまう・・・。

上:2ndプロトモデル 下:3rdプロトモデル
更にテストを重ねて多面体形状へと

4thプロトモデル
開発が進むとこんな意見が出てくる・・・
簡単にウエイト調整が出来ればと。
製造工程上、困難な事が解っていても必要ならばなんとかならないか? と、導入したのがブーストバンパー(PAT.P)

必要に応じてガンダマ(5Bや6B)を打つ事によりバランスを損なわず瞬時にウエイトアップが可能に!!

FLAPヘッドに採用となっている全ての事は実釣からのフィードバックであり、まさにGENBA-ISM!!
つづく・・・
<2016/7/24 更新>
<FLAP STORY>
大将の様々な葛藤、FLAP釣法に着手するまでをインタビューしてきました!!
ワインドでタチウオを狙い始めた、試行錯誤の頃 まだマナティーのカラーラインナップも少なく それ故にカラーローテーションを考える事よりも「アクション」や「タナ」に集中しながらアプローチしていた当時。
明るい時間帯には青物に近いくらいスピードのある物にもよく反応を示すことが解ってきた。
そして、夕マヅメの時合い到来の前(14時~15時ころ) まだエサ釣りでは反応が無い時間帯にもワインドの強い集魚力により釣果を手にする事が出来た事実によりワインドの有効性を確信。
そして、時合いをむかえる頃には強力な集魚効果を発揮するワインドではラインブレイクやミスバイトが多くなる事も解り、やや左右への移動(ダート)を抑えたアクションが高活性時には効果的な事も実釣の中で感じていた。
当時、時合いは1時間ほど続く事が多く そんな中、ワインドでキャッチを続けていると「あるタイミング」からワインドへの反応が鈍くなる事に気付く。
ワインドが水中に与える衝撃は集魚力となる反面、そのタイミングでは一転して負の要素になっているのではないか?
その壁を打ち破るために「匠」(後の匠魚、現在のワインドシャッド75)が開発され、マナティーでは獲れなかったタチウオに対してフォローしていく事になる。
青物の様にスピードある物を捕食できるかと思えば、マヅメ時の様にベイトを追い詰める行動をとったり、そして日没後は超スローな物(直線的な物、静止している物)にのみ反応を示したり・・・
その繰り返される実釣の中で、ある重要な事に気付くまでにそう時間はかからなかった。
それは・・・
時間の経過と共に「タチウオの性格が変わる」
と、言う事。
そして、時はさかのぼり まだ「武庫川渡船」では無く「宮本渡船店」と「斉藤渡船店」に分かれていた頃・・・
宮本渡船店ではワインダーが増え始め、驚異的な釣果を出し始めていた!!
ところが・・・
同じ日の斉藤渡船店の釣果情報を見てみると、目を疑うような釣果が記載されている。 そのキャッチ数は2~3倍。
これはどういう事なのか?
その釣果の差が気になりながらも、実際に比較できなかった数年間。
しかし、「武庫川渡船」となりその謎が解けていく・・・。


目の当りにした超絶釣果、80匹超の釣果を持ち込む引き釣り名手のグループとの出会い。
もちろん、明るい時間帯のワインドの有効性は現在も変わらず 光が残る時間帯では今までの釣果・実績を見ても最強だと思う。
ところが、日没を境にその名手達にアタリが出始め、次々と目の前でキャッチされていくタチウオ。
そのスタイルは独特であり、まさに手品の様・・・。
それを見て様々なアプローチを試してみても、名手には全く届かない。
この時、ワインドをもってしても獲れないタチウオが居る事を認識し、「ワインドはタチウオ専用ではない」と強く感じるようになる。
同じフィールドで自分が10匹ほどの釣果の時に、30匹~40匹の釣果を出している。
これは何を意味しているのか?
それはワインドに反応しない魚の数がものすごく多いということ・・・
例えば、バイブレーションプラグをキャストして反応する数とワインドに反応する数の違い。 多くの場面でワインドに軍配が上がるはず。
そう・・・フィールドでワインドに反応しているタチウオの数はごく一部で、ほとんどが獲れていなかった事に気付く。
そして、ワインドで捕食スイッチを入れる事が出来ないタチウオがそんなに居ると気付いた時、とんでもない可能性を感じた。
タチウオ釣りが誰よりも好きな釣人はミノープラグやバイブレーション、更にはメタルジグやスプーンでもタチウオを狙って釣った結果、やがてワインドを産み出し・・・
「ワインドにプラスして、この魚が獲れれば更に釣果は伸びるはず」と考える。
そして・・・
私が大将に電話した2015年11月
私:武庫一に行ってきます!!
大将:アレ試してきてくれるか!?
私:解りました、ワインドで反応が無くなった後で試してみます。
この日の事を、大将はこう振り返った・・・
「ホンマはなぁ、あの日 結果を聞くのが怖かったねん。 もし、アレが効果的だったと言う事であれば、もう やるしかないと思ったから・・・」と。
その日の結果は・・・
当日のブログ(← リンクあり)
夕マヅメ、2匹のタチウオをキャッチした僕はその後、実に5匹のタチウオをキャッチする事になる。
1stプロトモデル

アタリまくり、プロトモデルのワーム(現在のマナティーピンテール105)はボロボロに引き裂かれ、1本しかなかったワームは使用不能となり 泣く泣く19時便で引き上げる事になる。
この報告をした時に大将はFLAP釣法をやるしかない! と、決断した。
そしてFLAPヘッドの実釣テストが急ピッチで進むことになる・・・。
前日に出来たばかりの2ndプロトモデルで無謀にも週刊ルアーニュースさんの取材に行ったのがクリスマス目前の2015年12月22日
2ndプロトモデル


写真提供 週刊ルアーニュース編集部 (この模様は2016年発売の週間ルアーニュース別冊 鬼噛みタチウオに掲載)
なぜFLAP釣法と呼ぶのか? FLAPヘッドはどの様に進化してきたのか?
次回の更新に続く・・・
FLAPヘッドの発売目前!?
そんな気になる噂のFLAP釣法! さて、どのようにして操作するのか?
基本的なロッド操作を動画で紹介します!
<2016/7/28 更新>
7/24日の更新(下の記事)では、FLAP釣法に着手するまでの大将の決断をお届けしました!
が、そもそもFLAP釣法って?
と、言う事ですね!
タチウオを狙う方法・・・特に関西圏では伝統的な仕掛けとして使われている「タチウオテンヤ」
和歌山や大阪・神戸はもちろん! 広島や山口でお会いした方もテンヤでタチウオを狙っていました!!
しかし・・・
武庫川一文字の上でも同じ仕掛け(テンヤ)を使っているとは思えないほどに釣果を上げる名手のグループ。 どのエリアでも一度も目にしたことが無い「独特の構え、操作」
言うならば それは、ただ「エサ」が付いているだけのルアーフィッシングその物なのです!!
誘って、食わせて掛ける! この一連の動作に着目した大将は「仕掛け」では無く、この「釣法」に重きを置き研究。
その独特の誘い方が飛行機のフラップや時を刻む時計の針、時には揺れるカーテンの様に見えるところからFLAP釣法と命名。 ※FLAPヘッド発売前にムービー公開予定
名手との情報交換、そして意見を聞きながら構想は固まっていく。
ここで、最大の壁はエサとワームのバイト時間の違い。 噛み付き系の捕食方法をとるタチウオを狙う上でこの「コンマ何秒」の違いが掛かるか掛からないかの重要なポイントとなるのです。
その対策として最初のプロトモデルからの変更点として最初に取り掛かったのが「フック」
以前、釣具店スタッフとして勤務していた頃、テンヤでタチウオを狙う事も多くありました! その時の実釣経験をもとにフックの設計を開始!
ヘッドから出るフックの位置は最適なポジション(最下部)としたうえで試行錯誤。

上:1stプロトモデル 下:2ndプロトモデル
この、ショートバイトでも掛けに行くことが出来るベンドカーブのフックを完全特注にて制作依頼!!
そして、次に気になるのが操作感、いや 抵抗感と言った方が適切かもしれません。
操作した時に手元に残る抵抗感、重すぎると掛からないし、軽すぎると浮きやすくなってしまう・・・。

上:2ndプロトモデル 下:3rdプロトモデル
更にテストを重ねて多面体形状へと

4thプロトモデル
開発が進むとこんな意見が出てくる・・・
簡単にウエイト調整が出来ればと。
製造工程上、困難な事が解っていても必要ならばなんとかならないか? と、導入したのがブーストバンパー(PAT.P)

必要に応じてガンダマ(5Bや6B)を打つ事によりバランスを損なわず瞬時にウエイトアップが可能に!!

FLAPヘッドに採用となっている全ての事は実釣からのフィードバックであり、まさにGENBA-ISM!!
つづく・・・
<2016/7/24 更新>
<FLAP STORY>
大将の様々な葛藤、FLAP釣法に着手するまでをインタビューしてきました!!
ワインドでタチウオを狙い始めた、試行錯誤の頃 まだマナティーのカラーラインナップも少なく それ故にカラーローテーションを考える事よりも「アクション」や「タナ」に集中しながらアプローチしていた当時。
明るい時間帯には青物に近いくらいスピードのある物にもよく反応を示すことが解ってきた。
そして、夕マヅメの時合い到来の前(14時~15時ころ) まだエサ釣りでは反応が無い時間帯にもワインドの強い集魚力により釣果を手にする事が出来た事実によりワインドの有効性を確信。
そして、時合いをむかえる頃には強力な集魚効果を発揮するワインドではラインブレイクやミスバイトが多くなる事も解り、やや左右への移動(ダート)を抑えたアクションが高活性時には効果的な事も実釣の中で感じていた。
当時、時合いは1時間ほど続く事が多く そんな中、ワインドでキャッチを続けていると「あるタイミング」からワインドへの反応が鈍くなる事に気付く。
ワインドが水中に与える衝撃は集魚力となる反面、そのタイミングでは一転して負の要素になっているのではないか?
その壁を打ち破るために「匠」(後の匠魚、現在のワインドシャッド75)が開発され、マナティーでは獲れなかったタチウオに対してフォローしていく事になる。
青物の様にスピードある物を捕食できるかと思えば、マヅメ時の様にベイトを追い詰める行動をとったり、そして日没後は超スローな物(直線的な物、静止している物)にのみ反応を示したり・・・
その繰り返される実釣の中で、ある重要な事に気付くまでにそう時間はかからなかった。
それは・・・
時間の経過と共に「タチウオの性格が変わる」
と、言う事。
そして、時はさかのぼり まだ「武庫川渡船」では無く「宮本渡船店」と「斉藤渡船店」に分かれていた頃・・・
宮本渡船店ではワインダーが増え始め、驚異的な釣果を出し始めていた!!
ところが・・・
同じ日の斉藤渡船店の釣果情報を見てみると、目を疑うような釣果が記載されている。 そのキャッチ数は2~3倍。
これはどういう事なのか?
その釣果の差が気になりながらも、実際に比較できなかった数年間。
しかし、「武庫川渡船」となりその謎が解けていく・・・。


目の当りにした超絶釣果、80匹超の釣果を持ち込む引き釣り名手のグループとの出会い。
もちろん、明るい時間帯のワインドの有効性は現在も変わらず 光が残る時間帯では今までの釣果・実績を見ても最強だと思う。
ところが、日没を境にその名手達にアタリが出始め、次々と目の前でキャッチされていくタチウオ。
そのスタイルは独特であり、まさに手品の様・・・。
それを見て様々なアプローチを試してみても、名手には全く届かない。
この時、ワインドをもってしても獲れないタチウオが居る事を認識し、「ワインドはタチウオ専用ではない」と強く感じるようになる。
同じフィールドで自分が10匹ほどの釣果の時に、30匹~40匹の釣果を出している。
これは何を意味しているのか?
それはワインドに反応しない魚の数がものすごく多いということ・・・
例えば、バイブレーションプラグをキャストして反応する数とワインドに反応する数の違い。 多くの場面でワインドに軍配が上がるはず。
そう・・・フィールドでワインドに反応しているタチウオの数はごく一部で、ほとんどが獲れていなかった事に気付く。
そして、ワインドで捕食スイッチを入れる事が出来ないタチウオがそんなに居ると気付いた時、とんでもない可能性を感じた。
タチウオ釣りが誰よりも好きな釣人はミノープラグやバイブレーション、更にはメタルジグやスプーンでもタチウオを狙って釣った結果、やがてワインドを産み出し・・・
「ワインドにプラスして、この魚が獲れれば更に釣果は伸びるはず」と考える。
そして・・・
私が大将に電話した2015年11月
私:武庫一に行ってきます!!
大将:アレ試してきてくれるか!?
私:解りました、ワインドで反応が無くなった後で試してみます。
この日の事を、大将はこう振り返った・・・
「ホンマはなぁ、あの日 結果を聞くのが怖かったねん。 もし、アレが効果的だったと言う事であれば、もう やるしかないと思ったから・・・」と。
その日の結果は・・・
当日のブログ(← リンクあり)
夕マヅメ、2匹のタチウオをキャッチした僕はその後、実に5匹のタチウオをキャッチする事になる。
1stプロトモデル

アタリまくり、プロトモデルのワーム(現在のマナティーピンテール105)はボロボロに引き裂かれ、1本しかなかったワームは使用不能となり 泣く泣く19時便で引き上げる事になる。
この報告をした時に大将はFLAP釣法をやるしかない! と、決断した。
そしてFLAPヘッドの実釣テストが急ピッチで進むことになる・・・。
前日に出来たばかりの2ndプロトモデルで無謀にも週刊ルアーニュースさんの取材に行ったのがクリスマス目前の2015年12月22日
2ndプロトモデル


写真提供 週刊ルアーニュース編集部 (この模様は2016年発売の週間ルアーニュース別冊 鬼噛みタチウオに掲載)
なぜFLAP釣法と呼ぶのか? FLAPヘッドはどの様に進化してきたのか?
次回の更新に続く・・・
Posted by 軍曹&うらら at 09:52│Comments(0)
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