マゴチハンターCUPでボトムワインドが炸裂!

軍曹&うらら

2023年03月24日 10:46

こんにちは、「うらら」です。

マゴチ愛に溢れるアングラーがここにも・・・

少し前、ボトムワインドのパイオニアである、小野田 賢一プロからこんな電話がありました。

「若くて、やる気があって、情熱があるマゴチハンターが居るんだけど・・・・・」

そのアングラーが今回レポートを届けてくれたマゴチハンターこと伊勢 隼人さん!



彼のSNSを訪れてみると・・・・

「ほんまに溢れてる! マゴチ愛に溢れてるやん!! マゴチがズラリ(笑)」と。


伊勢さんのSNSはこちら ↓

Twitter : https://twitter.com/magochi_hunter
Instagram: https://www.instagram.com/ise.hayato/
ANGLERS : https://anglers.jp/users/977006


そんな伊勢さんが主宰として「マゴチハンターCUP」が開催となりました!
<イントロダクション>

マゴチハンターCUP大会の概要と目的

マゴチハンターCUPは、オフショアのルアーマゴチ釣り大会として東京湾で開催されました。本大会の目的は、マゴチ釣りに情熱を持つ人々が集まり、交流を深めることを通じて、技術や知識の共有、そして参加者のスキルアップを図ることにあります。また、この大会を通じてルアーマゴチ釣りの魅力を広め、新たな仲間を増やすことも目標としています。今回の大会には28名の参加者が集まり、運営スタッフ4名がサポート。船宿一之瀬丸さん提供の2隻の船を使用し、ボトムワインドの生みの親であり、第一人者の小野田賢一氏も特別参加者として大会を盛り上げました。



東京湾での開催と一之瀬丸さんの船宿の紹介



今回のマゴチハンターCUPは、多様な魚種が生息し、都心からアクセスが良い東京湾で開催されました。東京湾は年間を通じて楽しめる釣りが魅力で、初心者から上級者まで幅広い釣り人に人気の釣り場です。船宿として、一之瀬丸さんが協力してくれました。所在地は神奈川県横浜市金沢区で、アクセス方法は車はもちろん電車でも行きやすいです。金沢八景駅から徒歩10分以内なので、電車釣行者の方にも優しいです。一之瀬丸さんは長年の経験を持ち、地元の海に精通しており、安全で快適な船を提供しています。また、丁寧なサポートで大会参加者に安心感を与えてくれました。一之瀬丸さんは THE 東京湾の船宿という感じで、何隻も船を所有しているため、仕立船を 2 隻も予約することができ、何とか参加者のキャパの最大化ができました。他のマゴチ船を出している船宿さんにお声掛けをしましたが、2 隻だと出せない船宿ばかりで、今回は募集人数に対して倍以上の応募があったため、非常に助かりました。ありがとうございます。


<参加者とスタッフ>

参加者の人数とスキルレベル

今回のマゴチハンターCUPには、総勢28名の参加者が集まりました。参加者の年齢層は幅広く、若い20代からベテランの50代まで、さまざまな世代が一堂に会しました。以下、参加者の年齢別のヒストグラムです。年齢問わず、ワイワイ楽しめました!



また、参加者の中にはマゴチ釣りの初心者から経験豊富なエキスパートまで、様々なスキルレベルの方々がいました。この多様性が、大会を盛り上げる要素となり、参加者同士の交流や技術の共有に役立ちました。

運営スタッフの役割と人数

マゴチハンターCUPでは、総勢4名の運営スタッフが大会をサポートしました。役割分担は以下の通りです。

大会運営責任者(マゴチハンターこと伊勢隼人):大会の全体的な進行管理、問題解決、船宿との連携など

参加者サポート担当(アングラーズマイスターのおすしさん):参加者の対応、案内、大会の様子を撮影、釣りのサポートなど

ボトムワインド釣法スペシャルアドバイザー(SOLDIRO代表/小野田賢一さん):出船前のボトムワインド講習の先生役、釣果の記録、順位の集計、表彰式の準備など

東京湾ボトムワインド釣法エキスパート(ごちまごちさん):参加者への丁寧なボトムワインド釣法のサポート、その日のパターンの探索と伝達など

運営スタッフは、それぞれの役割を担いつつ、連携してスムーズな大会運営を実現しました。彼らの尽力により、参加者は安心して大会に集中し、楽しむことができました。自分一人では絶対に実現できなかったです。この場を借りて、改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします!笑


小野田賢一さんによる出船前ボトムワインド講習



大会当日、出船前には小野田賢一さんによるボトムワインドの講習が行われました。参加者は船上で熱心に小野田氏の解説に聞き入り、彼の指導のもとでボトムワインドの基本的なアクションやコツを学びました。

講習では、小野田さんが以下のポイントに焦点を当てました。

・ヒラメとマゴチの違い
・ボトムにルアーを落とす回数の重要性
・ボトムワインド釣法の有効性
・ラインスラックを出す理由
・東京湾ルアーマゴチ特有の難しさとコツ

また、小野田さんは参加者からの質問にも丁寧に答え、個々の悩みや疑問に対してアドバイスを提供しました。講習を通じて、参加者はルアーマゴチ・ボトムワインドの理解を深め、大会での実践に自信を持つことができました。

当日のボトムワインド講習映像を公開しています。ぜひご覧ください。


【入門】ルアーマゴチ・ボトムワインド講習(マゴチハンターCUP出船前)【小野田賢一さん直伝】(← リンクあり)

https://youtu.be/2t6r6nMUT70

当日のコンディションと釣り状況



天候、風向き、潮の動きなどのコンディション

大会当日のコンディションは以下の通りでした。

天候:晴れ時々曇り、気温は12℃前後で、雨も降らず比較的過ごしやすい一日でした。

風向き:北風が吹き、前半は少し風がありました。ただ、後半は収まり、全体的には風が穏やかでした。基本的に凪の状態で釣りができました。

潮の動き:中潮で、潮の流れは緩やかでした。

マゴチ釣りとしては比較的やり易い状況でした。

参加者が直面した渋い状況の詳細

大会当日は、残念ながらマゴチ釣りにとって非常に渋い状況となりました。以下の要因が、釣りづらい状況を生んでいたと考えられます。

水温:当日の水温は、マゴチが活発になるのに適した範囲から外れていました。これがマゴチの活性を抑え、アタリが少ない状況を引き起こしました。10年に一度の寒波以降、マゴチは本当に口を使いにくくなりました。極端に当たりが減りました。

水質:寒波以降なのか、どうなのか不明ですけど、東京湾の水質が異様に綺麗なんですよね...。クリアー過ぎると、マゴチの警戒心が高まってしまうのか...。浅いエリアでは海の底が見えます。東京湾では珍しい現象です。

潮の流れ:潮も思っている以上に流れていない印象がありました。その結果、マゴチの活性は更に減っていたのかなあ〜...と思います。

風向き:前半は北風が吹いていたので、特に胴の間やそれに近い釣り座の方はルアーのアクションをコントロールするのが難しくなりました。角の席と角の席の隣の席以外の方はかなりやりにくかったのではないでしょうか。これらの渋い状況にも関わらず、参加者は諦めずに続けて釣りを楽しみました。そして、一部の参加者がマゴチを釣り上げることに成功し、大会が成立しました。

それでも釣果を上げた参加者の皆様

渋い状況の中でも釣果を上げることができた参加者をいくつかピックアップしてご紹介させていただきます。掲載し切れなかった方は大変申し訳ありません...。



参加賞でもお配りしたマナティー 90mm MT-4(レッド / ゴールド)で本命キャッチ!ナイスです!



この日はピンク系のカラーが好調でしたね!ピンクマナティーでマゴチをキャッチ!普段はサーフ釣りが中心だそうです。非常に渋い中、ナイスです!



この日はピンク系のカラーが好調でしたが、独自のメソッドで釣られていました。東京湾のオフショアのルアーマゴチは28〜42gくらいを使うことが多いんですけど、なんと20gを使っていました。



マナティー90mm MT-5(サンセットオレンジ)でもナイスキャッチ!このカラーは釣れますよねー!自分もおすすめカラーの一つです!



アングラーズマイスターのツリトシさん、なんとルアーマゴチは初めてなのに、この渋い状況で 4 本も釣ってました...!! 全てピンク系のルアーでボトムワインド釣法だそうです!出船前の小野田賢一さんの講習を参考に釣りしてたそうですよ!



運営スタッフの一人のごちまごちさんもナイスマゴチです!フグに齧られたマナティーを捨てるのがもったいないと感じたそうで、他のワームをくっ付けて、再利用していましたw

SDGs…?!



マナティー 90mm MT-Lumi6(ピンクルミノーバ)でマゴチをキャッチ!アングラーズマイスターの浦安家族さんです。実はこれが釣れる前に同じカラーで海面までマゴチが来たんですけど、海面でバレてしまいました...。いやー、惜しかった!その後、ちゃんと釣ってたので、流石でした!



ZZ ヘッドとマナティーのセッティングでナイスフィッシュ!いいサイズですね!美味しそう...



ルアーパックリイカれていますね...。魚は反応しているので、本当に惜しい状況だったんだと思います!ナイスフィッシュ!



小野田賢一さんも流石のナイスマゴチ!マナティー 90mmプロトカラーのスカッパノンでキャッチしたそうです!



アングラーズマイスターであり、YouTube チャンネル『原西フィッシング倶楽部』のディレクターであり、吉本芸人であり、今回のマゴチハンターCUPの閉会式のMCである...。

伊藤さんナイスフィッシュです!!マナティー 90mm MT-15(クロキン)で良型シーバスを2匹も釣ってました!流石です!おそらく彼がファーストフィッシュでした!マゴチは...。



アングラーズマイスターのかつきんぐさんです!ナイスマゴチ!今回のマゴチハンターCUPでは、写真部門を準備していました。マゴチ写真を大会中に #マゴチハンターCUP タグ付きで投稿。その中で運営スタッフが最も良いと思った写真を投稿された方に 1.5 万円分の神戸牛をプレゼント!笑

更に、クリスタルトロフィーも貰えます!この写真が写真部門で優勝しました!おめでとうございます!

マゴチを中心にフォーカスされており、マゴチのかっこよさの一つであるヒレが立っており、ナイスピクチャー!



急遽、特別にゲスト賞を設けて、受賞させて頂きました!綺麗な黒鯛!ナイスフィッシュです!

<大会結果と表彰式>

マゴチの釣果ランキングと優勝者の紹介

マゴチハンターCUPでは、参加者たちが熱戦を繰り広げました。最終的に、以下のランキングが確定しました。

【本数部門】


記録 : 4 本

【体長部門】


記録 : 50cm


記録 : 49cm


記録 : 47cm

※ 本大会の規定によって、本数部門の受賞者は、体長部門の受賞対象から除外しています

【写真部門】


【ゲスト賞】


記録 : 綺麗な黒鯛


表彰式の様子と受賞者のコメント



主催者かつ本記事の執筆者である自分から挨拶させて頂きました。「私のことは嫌いでも、ルアーマゴチのことは嫌いにならないでください」のような趣旨でお話しさせて頂きました!笑

渋い時に開催して、ルアーマゴチ初心者かつ坊主になってしまった方には大変申し訳ありません...ルアーマゴチ嫌いにならないでください...



次は小野田賢一さんからご挨拶。

小野田賢一さんに「B 船は船中 11 本。A 船は船中 8 本。かなり厳しい状況で、1 本釣るのが難しい日だった。当たりがあまりなかったような状況。本来はもっと当たりがあって...」とフォローして頂きました。

「この時期は厳しいことは想定していたが、やりたくて開催しちゃいました!笑」と会場の笑いを誘う場面も!



さて、表彰開始です!

まずは、本数部門優勝...実質、本大会の優勝者は、アングラーズマイスターのツリトシさんでした!なんとこの渋い状況で 4 本マゴチをキャッチ!実は 51cm のマゴチも釣り上げていたとか...。

ルアーマゴチは初心者とのことでしたが、出船前の小野田賢一さんのボトムワインド講習を素直に取り入れて、マゴチをキャッチしたそうです!本当におめでとうございます!



タイラバを独自に改造して釣りされてた荒井さん!体長部門 3 位です!ナイスフィッシュでした。おめでとうございます!



ボトムワインド歴 13 年のベテランアングラー上田さん!体長部門 2 位です!全体的に若干釣果が渋い船側でマゴチ2本にヒラメ1匹。安定の釣果...流石です!



上田さんの拘りのマナティーボックスも見せて頂きました。
カラーバリエーションが素敵です!



マナティー90mmだけではなく75mmも準備されていました。状況に応じて使い分けていました!こういう教え合い・学び合える大会は素敵だなあ〜...と改めて感じたシーンでした。



体長部門 1 位は内川さん!最後の流しでキャッチしたマゴチがビックフィッシュ賞!ナイスです!やっぱり最後の最後まで分からないんですよね...。面白い...。

釣り仲間も参加されていた様で、仲間内では「あえてボトムワインドはやらねぇ...」と決めていたらしく、午前中はボトムワインド以外の釣法で釣りをされていたそうです。ただ、全く釣れず、優勝されたツリトシさんがボトムワインドでボコボコ釣っているという話を耳にし、13:00 頃からボトムワインドで釣り開始。そこから、ボトムワインドで2本も釣って、最後の流しでビックフィッシュ賞を獲得。すごい...。おめでとうございます!



かつきんぐさんは写真部門で受賞です!素敵なマゴチの写真でした!

MC 伊藤さん「かつきんぐさんは何本マゴチ釣れたんですか?」
かつきんぐさん「1本ですね」
MC 伊藤さん「何cmくらいでしたか?」
かつきんぐさん「45cmくらい...」
MC 伊藤さん「あー、いいサイズですね。これで30cmくらいって言われたら何やそれって突っ込むところでした笑」
会場「笑笑」



このような感じで MC 伊藤さんのおかげでスムーズかつ面白く進んでいきます!



最後はゲスト賞!良型クロダイで入賞です。石澤さん、おめでとうございます!



受賞者の皆様でパシャリ!



参加者の皆様でパシャリ!良い笑顔!



第 1 回 “マゴチハンターCUP” 無事、閉幕です...。

当日の大会の様子を動画で公開しています。もし宜しければ、ご視聴よろしくお願いいたします!


【マゴチ大会】第1回 マゴチハンターCUP 東京湾ルアーマゴチ・ボトムワインド大会【一之瀬丸】

https://youtu.be/bJ74OychKwM



大会終了後、希望者で打ち上げ!車で来てた方も多かったので、ノンアルコールビールで乾杯!疲労感があったためか、いつものビールと変わらず美味しかったです!笑

大会終了後も 3 時間ぶっ続けでマゴチについて談笑。良きマゴチ仲間が増えました...最高です!引き続きよろしくお願いします!

<参加者と運営スタッフの感想>

参加者からのフィードバックや感想

大会終了後に実施されたアンケートは、参加者28名のうち運営スタッフ4名を除外した対象者24名を対象としました。このうち20名の方がアンケートに回答してくれ、回答率は約83%となりました。以下、アンケート結果になります。



運営については大きな不満はなかったようです!




釣果については、当然ですけど、満足して頂けなかったです...。3月上旬がこんなにも渋いとは思っておらず...。実は去年も一昨年もルアーフィッシングではなく餌釣りで自分はつ抜けしてたので、もう少し釣れるものだと思っていました。東京湾で開催するなら秋頃がベストですね!



このアンケート結果を見た時に本当に嬉しい気持ちになりました。また次回以降も主催・開催頑張るぞ!という気持ちになりました。ぜひまたご参加お願いいたします!

運営スタッフの振り返りと今後の改善点

我ながら概ね良い大会となったと思います。ただ、いくつか課題点を頂いているので、次回大会以降に改善して参ります。

とりわけ、船を 2 隻出した結果、船長さん次第で探るポイントが違ったため、釣り座だけではなく乗る船の船長さんにも運要素があったという話は少し多かったように感じます。また、違う船同士が見える場所でやっていたわけではなかったので、途中経過が分からなかったという話も頂きました。ここは改善していきたいです。

<総括と次回大会への展望>

今回の大会の総括

本大会は、マゴチ釣り愛好家が技術や知識を共有し、スキルアップを図り、ルアーマゴチ釣りの魅力を広めることを目的としています。そして、新たな仲間を増やすことも目標としています。アンケート結果や参加者からのフィードバックをもとに、この目的は概ね達成されたと言えると思います。

ただ、単発で終わってしまうと意味が薄れます。マゴチ市場を盛り上げるため、マゴチハンターCUPを全国各地で開催し、この釣りの楽しさに共感してくれる釣り人の輪を広げていきたいです!

今回はルアーマゴチ初心者の方にも参加してもらいました。多くの方から「楽しかった」「またやりたい」「この釣り中毒性があるね」と言って頂き、ルアーマゴチ・ボトムワインドのポテンシャルを改めて感じました。引き続き “マゴチハンターCUP” は、スキルレベル・年齢・性別問わず、参加者を受け入れて、この楽しい釣りを広げていくことに貢献して参ります。よろしくお願いいたします!

次回大会の予定

実は既に第 2 回 マゴチハンターCUP 開催決定です!次の開催地は伊勢湾!愛知県名古屋市の会場になります。詳細は追って公開していきますので、マゴチハンターの各種 SNS フォローよろしくお願いします!

Twitter : https://twitter.com/magochi_hunter
Instagram: https://www.instagram.com/ise.hayato/
ANGLERS : https://anglers.jp/users/977006



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