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『 ボトムワインドinアクション2020 房州・ハタゲーニュースポット編 』

・日　　時：2020年10月5日(月曜日)
・場　　所：千葉県南房総市和田浦の船宿より
・釣行時間：出）5:00　納）11:00
・潮　　汐：中潮　満）06:27　干）12:11
・天　　候：曇り⇒晴れ
・アイテム：マナティーピンテール105 マナティーピンテールドラゴンハント

・釣　　果：オオモンハタ　50cm、マハタ　50cm、アカハタ　MAX36cm 他30cmまで x 9、イナダ 2kg x 2

■ 気になるエリア ■

今回は流行のハタゲー。
あまりに流行りすぎて、名うての船宿は常連さんの独占状態・・・・これは得意の「穴場直撃」の作戦しかない！



という事で、20年ほど前に良くバイブレーションルアーでスズキ狙いの際にお世話になっていた旧知の船宿さんに連絡。コンセプトを理解していただきチャレンジしていた。
　
■ オオモンは何処に？ ■

数回のチャレンジでは40cmオーバーや30cm台後半のアカハタ、30cm越のハチカサゴを多数キャッチし、魚影の濃さに驚いていた。

しかし、大型は少ないが姿は見ると噂のオオモンハタはキャッチ出来ずにいた。

今回はアカハタの釣果は多少落ちるとは言え、大型に狙いを絞りマナティーピンテールドラゴンハントをメインに使用してオオモン探しに本腰を入れる。
　
■ ざわつく水面・・・ ■

低気圧崩れのウネリがキツく出船が危ぶまれたが、なんとか大丈夫そう。「大丈夫だね」と笑顔で船長と挨拶、まだ暗い和田沖へ船を滑らせた。

最初のポイントは水深15m程の定置廻り。船長の合図と共に1投目。着底後にワインド一発、すると・・・ゴゴン！「なんか喰ったよ」の私の声に同船の友人が驚く！

しかし・・・「ジジジジ」ドラグが出過ぎる一本調子の引き・・・「こいつかぁ」。。
正体は2kg程のイナダ。このタックルでのファイトは楽しいのだが、ボートロックでは嬉しくないゲスト。「おかず用」にありがたくキープｗ

見ると、水面が時折ざわついている。なるほど、どうやら今日はベイトが湧いているらしい。
　
■ チャンス！ ■

オオモンハタを良く知るキャプテン達は言う。「オオモンはベイト回遊次第」。

この状況はチャンス。青物が押し下げたベイトを底からダッシュして喰う、とダイバーに教わったので、イメージが湧く。

同船の友人は今回初めての挑戦で、マナティーピンテール105を使用しているが・・冒頭からアカハタ怒濤のイレグイ！「楽しぃね」と。

アタリは多いがフッキングしづらい私を尻目に友人はストライク連発！！心が揺らぐ・・・ｗ
　
■ 遂に来た！■

集中、集中。オオモンハタを意識して、水深の半分くらいまではワインドを繰り返す。ボトムワインドというより、通常の太刀魚狙いのワインドに近い。
15mの水深で10m程の所で「ガンッ」とコンタクト、しかしフッキングせず！

すかさずベールを返しフォール、間髪入れずワインドを入れる・・すると「引ったくるような」ストライク！

力強い突っ込みとスピード、「デカいよ！」と大型確信。楽し過ぎるファイトを堪能してリーダーが入る。、さて、何だ？

タモ網を構えた友人が「オオモンだ！」と声を上げる！

無事ネットインしたのは50cm・2kgオーバーのナイスワン、念願の房州オオモンだ！！





ピンテールドラゴンをガップリと咥えている！やはりこの沖でダウンサイジングは必要無い。
　
■ もう一つのターゲット ■

相変わらずのイナダ襲来に船長も「ちょっと深い所」に移動を告げる。これは船長からのオファーだったのだが、少し深いところに”良い奴”が居るらしい。

深いと聞いて気になったが、水深を聞いてみると「25m位から」・・・「早速行きましょう」となったｗ

25mラインに移動してみると、イナダの”ちょっかい”や、アカハタのアタリは少なく静かな展開。

強くワインドしてフォール重視。もちろんピンテールドラゴンハント。曇ってきてローライとコンディションになったので、カラーはピンクルミノーバヘッドだ。
　
■ 素晴らしいフィールド！ ■

集中してワインドを繰り返す。何回かの流し換えで遂に待望のストライク。

最初の踏ん張りが重い！スピードは無いが重厚なファイト、ドラグが「ジッ、ジーッ」と引き出される。

「良さそうだね」と友人がタモ網を構える・・・今度はなんだ？

「白く見えるね・・・マダイ？」「いや、やったぞマハタだ！ナイスサイズだ！」

そう、この沖の名物マハタだ。周辺でマハタは少し深水深に多くジギングで狙われているが、船長は根を熟知しているので、この水深で狙わせてくれたのだ。

これも50cm・2kgオーバー。





このエギングタックルやバスタックルでこの魚と対峙できる幸せ。素晴らしい船長とフィールドのおかげだ！

■まとめ・・■

今回、大型にターゲットを絞ってピンテールドラゴンハントのみを使用した。確かにアカハタのバイトは減ったモノの、ナイスサイズのオオモンハタやマハタを釣る事が出来た。





友人はピンテール105やワインドシャッド75を使用して数多くのアカハタ、カサゴのバイトを得ていた。このゲームも又、テクニカルで面白い。



どちらを選択するかはアングラー次第！あなたは、どっちだ？
　
使用タックル
■ロッド
Daiwa EMERALDAS EX IL73M-HD
Daiwa EMERALDAS STOIST AGS IL76M

■リール
Daiwa EXIST LT3000 SLPW

■ライン
DUEL Armored F+ Pro エギング 0.8号

■リーダー
VARIVAS ショックリーダー（ナイロン）30lb

■ジグヘッド
Daiwa フラットジャンキージグヘッド SS 21g #4/0

■ワーム
マナティピンテールドラゴンハント MT-K21　ケイムラ・ピンクファントム
マナティピンテールドラゴンハント ピンクルミノーバヘッド