オンスタックル OFFICIAL Blog

「うらら」です。

昨日、大潮最終日。
そして月明かりもなく、満潮は20時過ぎ。

「今からなら、満潮からの下げ始めに間に合うか・・・」　と、泉佐野テトラ帯へと車を走らせる。

テスト中のライトワインドプロトモデルを手に、いつものテトラ帯にエントリー！
潮位を確認するために「目印テトラ」を見ようと海に目を向けたその時・・・・

先ず目に飛び込んできたのは無数に見える緑色の玉。

「ん？何？　　浮遊物が波で揺れて夜光虫が光ってんのかな？」

と、海を覗き込むとそこには・・・

水中を縦横無尽に飛び交う矢の様な緑の閃光。

見上げた空に無数の流れ星が行き交う様な光景が、今　目の前の水中で・・・。

一部だけか？と、周りに目を向けると、見える範囲全体でそれが起こっている。

あまりにも多すぎるその数・・・

その中には弧を描く緑の軌跡も。

「メバルに違いない！！」

今まで幾度となく経験した夜の海、通いなれた海。

なぜ、今日このシーンに出会ったのか？

「こんなん、初めて見た・・・。」


と、興奮しながらも急いでタックルの準備！
興奮しすぎてラインが結べない（笑）

なんとかマナティー38をセットしてアプローチ開始！
しかし、無反応。　　

こんなに居てるのに・・・。

「あっ、確か車にカッティングベイト 2in Hがあったはず！」

と、全速で車に戻りカッティングベイト 2in HのBOXを握りしめて急いで元の位置へ。

手持ちのカッティングベイト 2in Hは5色、最初にシラスカラー、そしてグロー、チャート、マジックグリーン、フルサイズで試しても、3節カットしても、5節カットしても・・・8節カットしてもショートバイトばかりで掛かる様子が無い。

ライトワインド用のロッドを使っていたため、ドラグを緩めて対応しようとしても改善は見られず・・・。

最後にナチュラルを投入し、同じようにカットを進めていく・・。

3節・・・5節・・・アタリが無い。

そして8節カットでの数投目、ツンっ　ツンっ　グンっ！と掛かりそうなアタリにゆっくりと合わせてようやくヒット♪


（ロケットヘッド0.9g+カッティングベイト 2in H　CB－11　ナチュラル8節カットでキャッチ）

その後も、時々あるショートバイトに苦戦しながらもなんとか次の1匹をフッキング！

「これだけ居てるのに、このヒット率の低さは確実に間違ったことをやってる証しやなぁ・・・」

そこでライトワインドプロトモデルを取り出して表層直下から探っていきますが・・・

全く反応なし。

これで、もっと間違っている「事」が判明！

「う～ん・・・正解はなにやろ？」　と、手の平のワームを見ていると・・・

頭の中に「ピロロロ～ン」と、閃きのチャイムが鳴り響く（笑）

そして・・・


（デルタマジック0.9g+ライトワインドプロトモデル　ケイムラ・ピンクファントムでキャッチ）

立て続けに・・・


（デルタマジック0.9g+ライトワインドプロトモデル　ケイムラ・ピンクファントムでキャッチ）

更に今日一となる20cmオーバーもヒット！


（デルタマジック0.9g+ライトワインドプロトモデル　ケイムラ・ピンクファントムでキャッチ）

しかし、この写真を撮っている時に悲劇が起こってしまう・・・。

テトラ帯での悲劇と言えば・・・

そう、皆さんも経験があるのではないでしょうか？

どうする事も出来ず、ただ引力に引かれて隙間に落ちていく魚を見送る事しかできないあの・・・ポロリを。


この1匹を境に、緑の閃光は消えてなくなり何時もの海へと戻ってしまった。

結果、5匹キャッチで1ポロリ。



今回の反応の違いは「ルアーの差」なのか？

それとも「カラーの差」なのか？

適したタックルならばもっと掛かっていたのか？


と、いう事で今夜はタックルを持ち替えて確認に行ってきます♪


※今回は開始直後の興奮状態のため魚以外の写真を撮り忘れていました(>_<)